古本LOGOS 
いわしの読書日記改め、古本屋&ブックカフェ通信

29 August

8月も終わります。

ちょっと嫌なことといいことがあった。

嫌なことの具体的なことは書けないけど、要するに、
自分がプライドを持って行っている仕事に関する周囲の無理解。
もしかしたらそれは考えすぎなのかもしれないけど、
自分の役目はかかし程度? と思ってしまった。
そんならいる意味ないよね。

よかったことは、同僚はともかく、生徒の中に少しは
本が好き、本に愛情をもって接することができる生徒が
(自分のまわりに)増えてきたように思えたこと。
全員ってわけじゃない。レベルもさまざま。
目に見えてたくさん本を借りてる子ばかりじゃない。
でも、図書館の本は人の手あかがついているから買って読む派
の人もいるだろうし、図書館で本を借りる=〔少なくとも司書には)
何を読むか知られるわけでそれが嫌で借りない派の子もいるだろうしたくさん借りるだけが読書家の証ではないことはわかっている。
自意識過剰な年ごろには、私も人にものを尋ねるのも知られるのも嫌いでした。今でもその傾向は若干あるかな・・・。

この夏は宿泊の読書会参加に、古本旅に、古本市の助っ人に、ぶどう狩りに、と楽しい思い出がいっぱい。明日はこの夏の集大成の文化祭での古本市。自分ばっかりで仕事を独占せず、生徒を上手に関与させて楽しい思い出にしたいものです。


22:23:07 - nanamin - No comments - TrackBacks

08 December

本日、年内最終公式営業中。

いやぁ、12月であります。
師走です。

ほとんど更新もできないまま置いたままになっている
このブログですが、
はっきりいってもう見る人もほとんどいないと思いますが、
たま〜に更新はしています。

当方、TWもFBも参入していない時代遅れ組でございますので
このブログが唯一の公式の場。
あまり認知されていなくても、まあ一応小石を投げてみる気分で。

とりあえず、今日は、古本LOGOS営業しています。
誰も来なくても、やっています。
昨日と今日は年内最終営業日として、
近郊在住の何人かの方にはお葉書を送りました。
とはいえ、来るも来ないも自由なわけで、それが店だし。
そして、はっきり言っていまこの場が魅力的な
本の空間になっているか、といえば疑問満載。
私は、隠れ家として使っているのですが、
お客を呼べるだけの魅力があるか、といえば
その努力はあまりできていません。

でも私はこの場所を手放すつもりはないことがわかりました。
私はこの場所が好きだし、可能性も感じている。
ただうまく運用するための方法を実現できずにいる。
でもなんとなく、おぼろに、時間をかけて実現していく
プランを想像しつつある。

きっと時間がかかるでしょう。
短絡的な利益も生み出さないかもしれない、
でも。
なぜ、「本」というものが「本」という形で存在しているのか
考えるためにも、この場所は必要なのです。
少なくとも私にとって。

本は、データに還元できるのかな?
ただの情報なのかな?
本が本であることの意味はなんなのかな。

こんな悠長なことをいってられるのも今だけかも。
というわけで、今年はありがとうございました、
と締め括りっぽいことを言ってみました。
11:20:09 - nanamin - 1 comment - TrackBacks

25 October

けっこうショックかも・・・

いや、いいんですけど。
そんなこと、十分起こりうることで。
ピュアな私がばかなだけで。

本の値段の根拠は何か。
私は、再販制に慣れきっているから、
本の値段は、古本であってもあんまり変動してほしくない
と感じてしまうところがあり、ヤフオクよりはアマゾンに
頼ってしまう傾向がある。
アマゾンの中古品販売の手数料はばからしい、
と思わないこともないが、楽なのでそこに甘えてしまう。

1冊しかない本、版元品切れになっているある本を、
出版社推奨の定価よりもかなり安く出品した。
出品したとたんに買い手がついた。
裏表紙には、多少汚れ(シミ)があったので安くしたが、
版元品切にしては安すぎたかな、と後悔していた。

その本が。
とてつもなく高い値段でアマゾンに出品されていた。
販売者は。
私から本を買った人が会社名で。

ふ〜ん、そうなんだ。
そういうことだったのか。
でもよく考えたら。
ブックオフの100均の棚からねらい目の本をぬいて、
一箱古本市で転売するのも同じようなことしてるのかな。
でも(ブックオフの場合)相手は大手企業。
こっちはしがない駆け出しの古本屋。
相手にならんでしょう〜

アマゾンで本を買う人がみな、純粋な読者というわけでもない。
そんなわかりきったことを今痛感している。

私は本を売りたい、のもそうだけど、
買った本を、自分のために読んでほしい。
そう思ってしまうのである。
そんなのは、古本屋が心配することじゃないのかな。

15:10:27 - nanamin - No comments - TrackBacks

19 June

五年ぶり?

久々にこのサイトを発見!
5年前で更新止まっていました・・・

ブログは、こことは別ので、細々と更新していたけれど、
今、別の目的のためのブログが欲しいかも、
と思っていた矢先なので、ちょうど良かったか?

奥能登で古本屋を始めます。
まったくの手探り、とりあえず一人でできる範囲で。

曜日も時間も限られた状況でのスタートですが、
やりながら考えていくことにしました。

あと約1ヵ月後に、オープンできますように。
13:40:36 - nanamin - No comments - TrackBacks