古本LOGOS 
いわしの読書日記改め、古本屋&ブックカフェ通信

15 October

一区切りの証に

気がつけば2006年も残り3ヶ月を切った。
今年は「新月いわし洞通信」を始めてからちょうど10年になった。
1996年の2月、何もわからず始めたこの試みは、途中の中断・転居などをはさんで今のところ36号を数えた。
 
今改めてこれまで書いてきたことをトータルな視点から眺めると、やはりこれは35号で一区切りついたのだな、と。自分の寂しさから36号を追加で発行し、次号のことも頭の片隅にはあるのだが、やはり以前と同じ形式で続けることには無理がある。金沢で発行した19号までと、途中4年のブランクをはさんで奥能登で再開した20号から35号が、ちょうど同じほどの分量で並んでいるようにも見える。

書いてあることはといえば、あまりにも幼い。自分のことばかりで、客観性のある文章になっているのは一握りで、本当にただのパーソナルレターであり、人様に読んでもらえるようなものばかりではない。しかし、確かにこれは私の精神生活の記録でもあり、なんらかの形で残したいようにも感じる。

10年の証に、何らかの形でテキスト(本)の体裁を作って残したいなァ・・・と以前から考えていたことを実現したい、というのが今の本音みたいです。
11:35:19 - nanamin - No comments - TrackBacks