古本LOGOS 
いわしの読書日記改め、古本屋&ブックカフェ通信

02 October

曳舟ブックマルシェ・その1

駆け出しの古本屋ともいえない古本屋、
仕入れてきた本を並べている。
並べるだけならいいけど、値段をつけなければいけない。
ものすごいざっくりした経済観念しか持ってないので、
均一〜とか、値段は聞いて! みたいになっている。
こういうことだから
「貸本屋すれば?」とか言われてしまうのだろう。

貸本もいいのだけれど〜きっと本は返ってこないだろう。
貸し借り、というのに慣れていない。
都合のいい時だけ、借りてゆく。
いらないときは返ってくる。
そして必要なものは返ってこない(そんなら買ってほしい…)。

10月20日から28日まで、向島のレンタル・シェアショップを会場に
ふるほん日和の関連企画、「曳舟ブックマルシェ」というイベントが行われ、
東京以外の古本屋・雑貨屋さんらの箱が20店舗分くらい
並べられるそうだ。
その出店に声をかけていただき、
出店することになった。
本人はいまのところ行かない。箱(本)だけ送る。

このご縁は、田端の石英書房さんのご厚意による。
文庫版「女子の古本屋」(ちくま文庫)で、
それからの女子の古本屋として、紹介されているお店。
(単行本版出版後に見つけられた、新しいお店が掲載)

「主婦で子連れ」「曜日限定」でも古本屋になるんだ!
ということに気づかせてくれたお店の紹介に
うれしくなって、一度だけ訪問させてもらった。
その後、開業の案内をお送りしたらお返事が来て
共感する部分もあり、やりとりが続いている。
なかなか現実は甘くないが、それぞれに
胸に秘めた想いがきっとある。

ブックマルシェのことはまた後日。
15:56:00 - nanamin - No comments - TrackBacks