古本LOGOS 
いわしの読書日記改め、古本屋&ブックカフェ通信

26 January

一歩ずつ進んでゆく。

1月◎日 晴/曇

今日は比較的天気が安定している。
薪ストーブを焚こうかどうしようかと迷って
結局午前中はだるまストーブでいくことに。
そのほうが作業的なことははかどるので。

暖簾と看板を出して作業をしていると
はじめてのお客様が来店。子供連れ。
図書館でのおはなし会にもよく来てくれるTさんが
保育園にまだいっていない娘さんと来てくれた。
(別に子どもOKの店です。殺風景だけど。)
図書館に置いてきたハガキチラシを見てのご来店。
これは嬉しかった。

ちょうど「こどものとも0・1・2」を大放出していたので
その辺とか、石猫フェアの箱からもピックアップされて。

つい商売抜きでお茶を出して話し込みたくなってしまうのだが
ブックカフェとしてはそれはまずい。
でも、交流することが目的なら、採算は度外視になるし
うーん自分が目指すのはどっちなんだろう。

そして午後からは、山猫文庫さんがご夫婦で、
追加の出展本を持って来てくださった。かほくからわざわざ。
山猫文庫さんは、飲食とカフェが売り物のブックカフェ。
本はご自分の蔵書を惜しげもなく開放されて閲覧販売。
目指すところは少しずつ違うのかもしれないけど、
本があって、お茶が飲めて、という基本ラインは一緒。
ただそれをどう発展させ、地域に根付かせ、
少なくとも小商いが回るように仕向けるかは
それぞれのお店の特色になるのだろう。




09:48:00 - nanamin - No comments - TrackBacks

24 January

暖簾

1月□日 (雨/曇)

今日から企画イベント、「石&猫のミニミニ一箱古本展」開始。
とはいえ、初日は、旧知の友人の話とじっくり過ごす日に。
しばらくは、<脱かもめ>を達成できたら良しとしようか。

今日の日に合わせるように、義母に頼んであった
暖簾が完成。麻の古布を使ったいい感じの暖簾。
ただ、風が強いと、郵便箱にひっかかるのが難点。
まあ当面は看板がわりにこの暖簾を出します。

日曜日には、金沢の一箱古本市での関係者(とはいえ直接面識はない)のAさんが、NYANCAFEさん、あうん堂さんから間接的にLOGOSを知り、わざわざ加賀方面から奥能登まで足を運んでくれた。
イベント関係のお仕事で、宇出津まで用事があったそうで、
そのついでにLOGOSに行ってみたいと2,3日前に連絡があって。

結局は、その情報(能登に古本屋がある)をどの筋からもらうか、
というのが人を動かす重要なポイントになるのかな。
縁のない人にとっては、奥能登は遠すぎるし。
本に興味のない人にとっては、古本屋など無縁の場所だろうし。

まだ店主自身の自分の居場所の域を脱しきれないLOGOSだけど、
Aさんはそれなりに本を買ってくださり、
良い本に出会えたと帰り道でメールまでいただき、
大いに勇気づけられる。
二三味カフェ、鈴々堂も紹介したら立ち寄っていったようで、
奥能登のブック&カフェスポットを満喫されたようだった。
12:31:48 - nanamin - No comments - TrackBacks

15 January

冬だからできること。

1月○日 曇/雪

今日は祝日の月曜日で、基本お休みの日であるが、
特に予定もなかった。
金沢の一箱古本市仲間のNYANCAFEさんが、
企画用の本を持って来て下さるとの連絡あり。
わざわざ遠くまですみません、であるので、
早めに店に行って薪ストーブで部屋を暖めておく。

運転手のカルロスさんとリンダさん、お仲間のY嬢も同行して
LOGOSには初のご来店(Y條は夏以来)。
NYANCAFEさんのお店のような落ち着いた完成度には程遠い
今のLOGOSであるが、
「夏よりは本屋さんらしくなってる〜」とY嬢のお言葉。
冬の営業は経費(暖房費)もかかるし、
あうん堂さんのように冬休みにするのもありだよね、
と話し合うが、ちょっと待てよ、
冬だからこそできることもきっとあって。
(それはNYANCAFEさんらが帰ってから思いついたことだけど。)

たとえばLOGOSの薪ストーブは冬でないと焚けないし、
(夏に焚いたら、それはそれでがまん比べだね;;)
お餅をやいたり、焼き芋焼いたり、
寒い中ほっこりと暖かい場所が
さりげなくある、というのもいいな、と思った。
13:10:00 - nanamin - No comments - TrackBacks

09 January

毎日寒いけど・・

1月▼日 曇/雪

今日は昨日より暖かいけど、薪ストーブを焚く。
昨日はしたいことがあったので
火の番に時間くうのは避けたくて、石油ストーブ2台で。
年初ということで、常連さんの来客と、
年始の里帰りを珠洲にしているというご夫婦(小松在住)
のご来店があり、正月初日らしい店内であった。

今日は、かもめ。
でも、11月に仕入れたままになっている本を
ようやく段ボール箱から引き出して、店頭に並べる準備など
すこしはかどった。
たいした在庫もないのに、棚が空いている状況は
できるだけ避けたいものである。

本は『わたしのブックストア』(アスペクト、北條一浩)
が、昨日アマゾンから届いたのを店で読む。
昨日来店したご夫妻と話題になったことでもあるが、
ただ本を並べるだけではなく、選ぶ側の目利き、
選書のセンス、蔵書の趣味や本の醸し出す雰囲気に
キラリと光る何か、ピクリと感ずる趣がほしいですよね、
そういう域に到達するのはまだまだだけど、
とにもかくにも、本屋の命である「仕入れ」の
充実に今年は手間暇かけたいものである。

田舎であることを言い訳にしないで、
できることは何でもやってみよう。



15:07:50 - nanamin - No comments - TrackBacks