古本LOGOS 
いわしの読書日記改め、古本屋&ブックカフェ通信

logosとは

高3の子どもの倫理のテストで、「ロゴス」の意味を次の中からえらべ、という趣旨の問題が出たという。
選択肢は「言葉・物語・理性・正義」だったらしい(うろ覚え)。
「言葉」「理性」を選べばほぼ正解だろう、しかし娘は「物語」はどうなん? と聞くので、私は「ロゴスは物語ではないやろ」と答えた。
その倫理を教えている先生が使っている倫理資料集によれば
「ロゴスは本来ギリシア語で「言葉」を意味した。言葉は論理的に話さなければ相手を納得させられないから、そこから論理、という意味になり、また論理で納得し何かを知る能力が理性であるから、理性という意味にもなったといわれる。」との記述があった。(最新倫理資料集/第一学習社)

今では言葉は個人に所属し個人が好き勝手に物語ることが大流行、というかよいことであるような傾向に支えられ、ネットやメディアが隆盛しているが、大きな意味での「言葉」は本来個人を超えたものである。ギリシア時代なら神や理性からくるものだったのかもしれない。もちろん個人が言葉を獲得することで、民主主義が発展し市民社会が形づくられたと考えることもできるが、私にとってはlogosは、物語ではなく論理であり理性である。

翻って、今、金沢港に「LOGOS HOPE」という名前の船が入港し停泊している。これは、あるキリスト教の団体が広い意味での布教のために多くのボランティアとともに船内に多くの本をつんで、移動本屋のようなことをしていると新聞記事で読んだ(これも内容うろ覚え)。ちょうどたまたま、金曜日に金沢にいたので、用事が終わってから金沢港に行き、件の「LOGOS HOPE号」の船内に入ることができた。本のほとんどは英語の本で、絵本や図鑑、実用書読み物などもあるが、そのベースはキリスト教の布教であるように感じた。私がふつうに想像していた「移動本屋」とはちょっとちがった。でも、中にカフェスペースもあるし、仮にもLOGOS の名前で古本屋をしているので、いかないわけにはいかないでしょ、と思ったのだった。(義妹の話では、土曜日の午後行ったらタラップに人が行列をしていて、とても入れそうになく入船はあきらめたそうである。)
LOGOS HOPE号

古本屋、といっても今は開店日よりも店休日のほうが多いのですが、やめていません。自分の中で何がやりたいのか、ちょっと曖昧な部分もあり迷いも悩みもあるのですが、やめません。
LOGOSの名前に恥かしくないような、立派な古本屋になるまでにはまだまだ時間がかかると思いますが、亀の歩みでのろのろとほそぼそと続けていくつもりなので、気長に見守ってください。

<LOGOS次回オープン日は 5月24日(土)です。>







posted at 22:21:48 on 05/18/14 by nanamin - Category: 開業日記

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