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古本LOGOS
いわしの読書日記改め、古本屋&ブックカフェ通信
27 December
今年の振り返りと来年の展望。
12月27日(木) 晴/曇 朝のうち雪
今年の最終営業日。
銀行の駐車場はいっぱいだし、行きかう車も増えてはいるが
店は静かなものであった。
でも、朝、隣の大家さんがやってきて
除雪してくれたり、柚子をいただいたりした。
今年は柚子が不作な年と聞いているのでありがたい。
昨日のあまりの寒さで足腰が痛くなったので
今日の日差しもまた、ありがたい。太陽は偉大だね。
今年はとにかく、LOGOSをスタートさせることができた、
それだけで良しとしよう。
課題は山積みである。
古本屋にしては本が少ないし、カフェとしての満足度も低い。
比較的近所に、夏からオープンしている隠れ家カフェは
定休日も返上して、毎日のように開いているようだし、
脇を通るたびに、PR用の看板が増えているのに、
LOGOSは、何をやっているのかわからない
あやしい店、といイメージでしか見られていないみたい?
来年は、1月8日(火)から通常営業です。
そんでもって、1月22日(火)から、ミニミニ企画展として
「石&猫のミニ一箱古本展」を予定しています。
東京田端での実店舗をクローズしてしまった石英書房さんの
本を少しお預かりして、そのほかに
県内の名前に「猫」をあやかるブックカフェさんの2店舗
のご協力もいただき、「石&猫」の一箱展を行います。
石の本、猫の本ばかりというわけではありません。
(写真は広報用のイメージです)
とにかく今年一年、古本LOGOSを応援してくださった
皆様に感謝を!
私はこの場所が好きだな。
とりあえず、自分の仕事場が確保できてよかったです。
どうか皆様、よいお年をお迎えください。
26 December
本日は、雪。
12月◎日 雪(最高気温予想1度)
本日は雪である。
いや正確には、本日も、雪。
今年は暖冬じゃないの〜なんていう希望的観測を
とっくに裏切って、真冬の雪模様の北陸である。
雪はね、基本的に嫌いじゃない。
なんてたって生まれは越後、冬≒雪、の覚悟はある。
しかししかし、車を運転する時は要注意。
今日の最高気温予想は1度、ということは
道路凍結の予感なわけで。
お店のある通りは、幸いにして消雪パイプがあり、
店の前の歩道部分をシャッシャと除雪するだけで済むので
大変ありがたい。
この店はなにせ寒いけれど、薪ストーブの炎と、
I-Podから流れる音楽と、香りのよい珈琲と本があれば
幸せな気分でいられます。
そうこうしているうちに今年も残りわずか。
今年は流されるまま、気ままに過ごしてしまったが
来年は少し積極的な展開を企画できるよう
頑張ろうと思います。
(来年のことは次の投稿で詳しく!)
18 December
北陸の冬です
今年はなんというか、冬らしい冬である。
今日はなんとか、薪ストーブを薪ストーブらしく
炊き続けることができた。
それというのも、週末に、市内の工務店さんから
木っ端(建築の余分な材木)をたくさんもらえたので、
それをくべることで安定した火になったようだ。
そうかあ。。。
燃やすものの準備(要するに焚き木の準備)が大切なのね。
10月になってから、燃やすものがない〜
と騒ぐようじゃダメなわけで。
今晩からからまた寒波が来るようです。
1Fでネット使える環境になったので、作業がしやすい。
これで毎日ブログ更新も夢ではないかも。
もっと早くこうしておけばよかったな、と反省。
今日は「かもめ」ではありませんでした(^^)
17 December
やれば、できるもん?
12月○日 曇/晴
本日は店休日なれど、店に来ている。
何をしているかというと、1階のほうで
PC(ネット)が使えるように、配線作業。
無線LANで飛ばそうとしたのであるが、うまくいかない。
というわけで、10mのランケーブルを入手し、
無理やり配線を延ばして、いつもの作業場所で
ストーブに当たりながらブログの更新ができるようにした。
夏は、2階にエアコンがあるから、そっちで作業するのが
都合がよかったのだが、冬場はストーブ(灯油or薪)で
できるだけ燃料費を効率よく使うには、1階のほうがbetter。
近所の電気屋さんに頼もうかな、とも考えたが
自分でできるかも? と思い、チャレンジしたら
なんとかできた! ただしかなりの素人作業。
ダダくさい・・のはお許しください(笑)
16 December
「律子さん(と、が)読む 宮澤賢治」ワークショップ
12月7日(金) 雪/曇
午後から、店内にて初の企画イベントを実施。
以前から交流もあり、ここ数年毎年珠洲に来ていただいている
はまなす文庫の細川律子さんと、
宮澤賢治の作品を読みあう、というワークショップを。
前の晩、隠れ宿「湯宿さか本」にての朗読会には
30人弱の人が集い、囲炉裏端で、昔話と朗読を堪能した。
今日は、薪ストーブを囲んで、
細川さんの用意してきてくれた、賢治作品を読みあう。
作品は「気のいい火山弾」。
石っこ賢さん、と呼ばれていた賢治らしい作品。
結局参者は、私と律子さんも入れて6名だったが、
その分だけ読む箇所が多くなったり、
じっくり話しをする時間も取れて
ゆったりとしたひとときを過ごす。
後半は私は、薪ストーブの火の心配と、
みなさんに珈琲をいれたりすることに気をとられ、
気がついたらもうお帰りの時間。
6日は強風で、本当に大丈夫かな?
と思ったけれど、午後から風もおさまり無事実施できた。
7日はせめて日が落ちる前に、
講師の細川さんを帰路につけるよう、それだけが気がかりで。
耳から聴いた言葉は、どこかで残っていて
心の中で響き続ける、それがまた次に
賢治の作品を読む手がかりになるんだな、
と痛感した二日間であった。